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Column 技術・業界コラム
2025.05.06
アルゴンガスは、金属加工の溶接や熱処理に欠かせません。その分、コストも高く、わずかな漏れでも年間で大きな損失につながってしまいます。特に高所配管におけるアルゴンガスの漏れは、発見が難しく、従来の検査手法では対応しきれないのが現状でした。
この記事では協和機工株式会社の「エア漏れ検査サービス」で、エア漏れだけではなく高所配管からのアルゴンガス漏れを検知し、エア漏れと合わせて年間約900万円のコスト削減に成功した事例をご紹介します。
検査結果を説明します。
アルゴンガスは、金属加工工場には必須のガスです。高価なガスのため、漏れが生じると大きな金銭ロスが生じます。そのため、アルゴンガス配管の検査は工場にとって重要な作業です。
従来のアルゴンガス漏れの検査には以下のようなものがあります。
しかし、アルゴンガスは空気より重いため、漏れても天井付近では拡散しにくい特徴があります。高所配管の検査は、足場や高所作業車が必要となるため、作業者の安全リスクも高くなります。そのため、従来の検査方法では検知困難なのが現状です。
当社が使用するFLUKE社の超音波カメラは、空気中に発生する超音波を可視化するため、高所でも非接触で漏れ箇所の特定が可能です。そのため天井付近の高所配管でも、ガス漏れを画面上に「視覚的に」表示できます。高所に登らなくても地上から検査ができるため、作業者の安全性が大幅に向上します。
さらに超音波カメラなら、ガスの種類に関係なく漏れの音で検出するため、アルゴンガスのような無色無臭のガスでも検知できるのが特徴です。


写真:実際の検査画面
こちらのお客様では、2日間で175箇所ものエア漏れを検出しました。人力で200箇所近いエア漏れを検知するのは非常に労力がかかります。超音波カメラなら、画面を動かすだけでエア漏れ箇所を特定できるため、効率的に検査が可能です。
さらに「エア漏れ検査サービス」では、漏れ箇所を損失金額順に一覧にしてお渡しするサービスも提供しています。損失の多い箇所から修繕できるため、効果的な修繕が可能となります。

画像:実際の検査レポート
高所配管のアルゴンガス漏れという従来は見えなかった損失を、超音波カメラにより可視化し、コストカットとCO₂排出量の削減を実現しました。
漏れの早期発見は、コスト削減・省エネ・カーボンニュートラル対応の第一歩です。
「見えないムダ」を見つけたいとお考えの企業様は、ぜひ当社までご相談ください。
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