熱交換器のリチュービング

HEAT EXCHANGE

熱交換器のメンテナンスの工程の一つに、リチュービングがあります。

リチュービングとは、チューブを古いものから新しいものに入れ替える作業です。
協和機工では、最新の専門工具を導入し、お客様のご要望に合わせて熱交換器のメンテナンスを提案します。

リチュービング

熱交換器メンテナンスとは

熱交換器は経年劣化するため、可動域がない設備であっても定期的な保全・メンテナンスが必要です。
劣化が進んでいくと閉塞やチューブ破損といったトラブルへとつながることも多々あり、生産ラインへ大きな損害を与えるリスクへと発展します。

協和機工では固定管板型、Uチューブ型など様々な種類の多管式熱交換器のメンテナンス実績があります。

▼熱交換器メンテナンスの詳しい説明はこちら▼

熱交換器のメンテナンス

リチュービング

チューブを古いものから新しいものに入れ替える作業です。

本体カバーを外し、チューブの非破壊検査を実施します。
次回のメンテナンスまでに耐久性が担保できないといった場合や、既に穴が開いている場合は古いチューブと新しいチューブを交換します。
U型のチューブの場合は、リチュービングできないので、プラグを打ち込み、チューブを閉塞させます。
高圧機器の場合、プラグを打ち込む際に溶接が必要になる場合が一般的ですが、溶接を必要としないメカニカルプラグ工法という手法もあります。

リチュービングで活用する特殊工具

ハイドロエキストラクター

ハイドロエキストラクター

大型熱交換器チューブバンドルの引抜き・挿入作業に使用します。従来は重機やワイヤーを使用した引抜き作業であり、チューブバンドルの落下・損傷の危険性がありました。
このハイドロエクストラクターを使用することで安全性の高い作業が可能となります。安全性を重要視する海外ではこのハイドロエキストラクターを用いるメンテナンスが標準的な方法になっています。

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ハイドロエキストラクター

チューブリークテスター

熱交換器やエアフィンクーラー(AFC)のチューブリーク(ピンホールによる漏洩)をテストする工具です。
1つあたりにかかる検査時間は、約10秒。手早く破損個所の把握をすることができるため、熱交換器のメンテナンスの効率を向上させることができます。

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熱交換器チューブ専用インナーカッター

熱交換器チューブを内側から切削できるカッターは、専用商品としてはほかにほとんど製品化されておらず、こちらは日本初上陸の最新工具です。この専用インナーカッターを使用すれば、銅管や炭素鋼だけでなく、ステンレス材などの硬度の高い素材のチューブでも内側から切断することができます。その結果、作業効率が高まるのはもちろん、作業の安全性も改善できます。

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当社の熱交換器施工事例

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